
下京区境町通松原下ルに、鉄輪の女の住まいの跡、あるいは鉄輪の女が息絶えた場所に築かれた塚跡と言われる井戸が残されています(近世の地誌類『京雀』『山州名跡志』など)。昭和10年、鉄輪井度の横に祀られている町内の氏神・命婦稲荷社を再建するとき、土の中から「鉄輪塚」の石碑が見つかりました。その石碑を神体とし、井戸の横に「鉄輪社」として祀られています。かつてはこの井戸水を汲んで相手に飲ませると縁が切れる「縁切井戸」として知られていました。しかし現在では、命婦稲荷社の再建の以来、「霊水」として祀られています。
地下鉄烏丸線五条駅下車