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管理人のお稽古日記

能 管

能管とは

能管(のうかん)は、能の囃子に使われる横笛です。
能の世界では単に「笛(ふえ)」と呼びますが、雅楽で使われる龍笛や、篠笛などと区別するために、能管、または能笛と呼ばれています。

能管
管理人の能管と筒、筒袋

長さはおそよ40cm。素材は竹。息を吹き込む孔「歌口(うたぐち)」と7つの指孔があけられています。管の周囲を、歌口と指孔の部分をのぞいて樺皮で細かく巻き、その上から漆が塗られています。雅楽に使われる龍笛と外見上はほとんど変わりませんが、大きな違いは、歌口と次の指孔の間に「喉(のど)」と呼ばれる薄い竹の管が入っていることです。何のためにこの喉が入っているかは、正確にはわかっていません。

『日本楽器法』(三木稔著 音楽之友社)の能管の章の中に、著者の個人的な感じ方としながらも、「能管は、人間の本能や思いをそのまま息にして管に吹き込むように作られた楽器だ」と書かれています。まさにそんな気がします。

出会い

2006年10月、観世流シテ方味方玄師の主催する第14回テアトル・ノウ「通盛」を観ました。京都市上京区にある十念寺さんでの座敷能で、夕刻から蝋燭の灯りだけで演じられました。
暗い廊下を歩いて来るツレ、シテを迎える笛の音色に、すっかり魅了され、わたしも吹いてみたいと強く思いました。それがわたしと能管との初めての出会いです。
それから半年後の2007年6月、縁があって、魅了された笛を吹いていらした左鴻泰弘先生に入門させていただくことになりました。

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